エネオスのコーティングは辞めたほうが良い。料金や種類、評判を解説。

エネオスのコーティングは辞めたほうが良い。料金や種類、評判を解説。

ガソリンスタンドのエネオスでコーティングしようと思ってるんだけど、どんなメニューがあって金額はどれくらいするんだろう。

そもそもエネオスでコーティングって評判良いんだろうか。keeperとか聞くけど、そこでコーティングも考えたほうが良いのかな。

エネオスでコーティングを検討されている方がこちらのページをご覧になっているかと思います。

結論、私自身はエネオスでコーティングは辞めたほうがよいと思います。同じ金額帯でコーティングを検討するなら、キーパーラボでコーティングするほうがよいと思います。

その理由を、エネオスでコーティングする際のメニューや料金、口コミなどを紹介しながら説明していきたいと思います。

目次

ENEOSのコーティングのメニュー、料金、口コミは?

ENEOSのコーティングはキーパーコーティング!?

エネオスでのコーティングは、実はキーパーのコーティングになります。

どういうことかというと、エネオスはキーパーと代理店契約しているような状態になります。

詳しく説明すると、エネオスはキーパー技研で研修をうけて、検定合格者をお店に配置することで、晴れてキーパーのコーティングを取り扱えるようになります。キーパーからコーティングの液剤など部材を購入し、エネオスがキーパーの代理でコーティング施工を行うようなビジネススタイルとなります。

キーパーのお店は、2種類あり、ENEOSで施工するコーティングは、”キーパープロショップ”型となります。

  • キーパーラボ・・KeePer技研直営の洗車・コーティング専門店。
  • キーパープロショップ・・KeePer技研株式会社が定めるコーティング技術1級資格を取得したスタッフが店舗に在籍し、キーパーコーティングを正しい施工技術で提供できる『コーティング技術認定店』として登録されている店舗 (例:オートバックスなど)

ENEOSのコーティング種類、価格、所要時間

エネオスのコーティングの詳細を表でまとめました。1つ他のキーパープロショップに比べ特徴ある点としては、売り引き・キャンペーンが多いということです。定価はキーパープロショップすべて同じですが、「HPから予約で20%オフ」など価格訴求が多い印象です。

スクロールできます
クリスタルキーパーフレッシュキーパーダイヤモンドキーパーWダイヤモンドキーパーECOプラスダイヤモンドキーパーEXキーパーEXキーパー(細密研磨価格)
SSサイズ17,400円27,400円49,900円72,200円72,200円113,500円18,060円
Sサイズ19,500円29,500円55,100円79,900円79,900円123,800円19,960円
Mサイズ21,800円31,800円60,400円87,600円87,600円134,900円21,600円
Lサイズ23,900円33,900円64,400円93,200円93,200円150,200円22,800円
LLサイズ28,400円38,400円70,900円102,900円102,900円160,200円25,200円
XLサイズ32,900円42,900円90,700円131,400円131,400円174,600円別途見積もり
耐久性(ノーメンテの場合)1年間1年以上3年間3年間3年間3年間3年間
耐久性(メンテ有)5年間
(1年1回のメンテ)
5年間
(1年1回のメンテ)
5年間
(2年又は1年に1回のメンテ)
6年間
(2年又は1年に1回のメンテ)

ENEOSのコーティングの評判・口コミは

エネオスの3年間対応のダイヤモンドキーパーをボディに、ホイールにもコーティングを施しました。ツヤツヤボディになり、鳥のふんなどの汚れもウエスで綺麗に拭き取れます。

みんカラ

キーパーですが専用の密閉型ブースがある専門店の方がよろしいかと思います(専用ブースがあるガソリンスタンドもありますが)

Twitterより引用

ネット、SNS上での声は賛否両論というところでしょうか。詳しくコーティングを調べている方、何がコーティングの効果を決めるかなどわかっている方は、ガソリンスタンドでのコーティングに対し、否定的な意見が多いです。

エネオスのカーコーティングは辞めたほうが良い理由

1.コーティング作業者はコーティングをやりたくてやっているわけではない!?

エネオスはもともとコーティングをやっていたでしょうか?やっていないと思います。石油元売大手という立ち位置で始めたビジネスがコーティングを始めようと思った理由は、コーティングをやると儲かると思ったからだと思います。

一方で、KeePerやコーティング専門店はどうでしょうか。コーティングで車をキレイにし続けたい!という思いから始めたビジネスで、そこに共感する人が社員やアルバイト・パートになっているのでしょう。

そのため、エネオスでKeePerの検定を受けている方は、もともとコーティングやると思って入社してない方もいらっしゃるでしょうし、会社の方針で研修・検定を受けている方もいると思います。

コーティングの出来は、”人”の要素が大きいです。労働集約的なサービスであり、作業する方が、どういう気持ちで作業されているかが、如実にコーティングの出来を左右する業界です。コーティングの塗り忘れ、拭き上げミスによるコーティングのムラ、作業している人が原因の大部分です。

ですので、エネオスがコーティングを始めた動機と、コーティングの本質はマッチしないと考えられるため、エネオスのコーティングはおすすめできません。

2.施工環境は、密閉空間でなく、屋外が多く適切な照明を使わないため、ムラが残りやすい

コーティングの出来は、人以外ですと、施工環境、コーティング液剤も大切な要素です。理想の施工環境は、完全密閉されたコーティング施工ブースがあり、湿度温度が一定にコントロールされ、適切な照明を用いながらコーティング施工できる状態です。

  • 完全密閉でないと・・コーティング硬化中に粉塵などホコリが付着するリスク
  • 湿度温度管理できないと・・コーティングを塗っている最中に想定よりも早く固まり、拭き上げの際にムラになるリスク
  • 適切な照明がないと・・拭き忘れ、塗り忘れのリスク
スクロールできます
コーティング専門店キーパーラボエネオス
完全密閉の施工空間
湿度温度管理
適切な照明△(蛍光灯のみ)△(蛍光灯のみ)
金額
お店毎の比較表

上記のとおり、エネオスは、施工環境という要素においても、良い環境と言えるところが少ないため、質を求める方にはおすすめできません。

※キーパープロショップのホームページに、「コーティングブース」があるかどうか店舗ごとにわかるようになっていたので、もしエネオスでのコーティングを検討する場合は、こちらを参照いただいたほうがよいと思います。

3.コーティングの液剤は効果よりも施工性重視

KeePerのコーティングを使うショップは、キーパーラボは全国で109店舗、キーパープロショップは6,343店舗(2022年11月現在)でコーティング業界最大の大所帯です。

そのため、人材育成の観点で誰もが習えば簡単に施工できる液剤しか採用されないと思います。仮に難易度の高いコーティングですと、できる人材が限られず横展開できなかったり、もしくは施工でムラなどの失敗が増え、会社としては良くないことばかりだからです。簡単を前提にしてなるべく効果の高いコーティングを開発する体制になっていると思います。

一方で、コーティングの液剤は、日進月歩で進化し、ポリマーコーティングから始まりガラスコーティング、セラミックコーティング、最近ではグラフェンコーティングなど海外から新しいものが増えています。

大きな会社で人が重要な労働集約型の産業であるがゆえに、クイックに新しい効果の良さそうな液剤を試していくことができないのは、エネオスのコーティング、ひいてはKeePerのコーティングのデメリットと言えるでしょう。

キーパーのコーティングをするならおすすめは?

キーパープロショップ(エネオスコーティング)より直営店のキーパーラボの方が良い

キーパープロショップのほうが割引やキャンペーンが多いものの、定価はキーパーラボもプロショップも同じです。

それ以外にも、照明などは蛍光灯ですが完全密閉のコーティング専用ブースが完備されていたり、洗車やコーティング施工をしたくて入社してきたSTAFFがコーティング施工しているためモチベーションが高いなど、優位点しかないため、キーパーのコーティングをしたい!ということであれば、エネオスでコーティングするのではなく、キーパーラボでコーティングするほうが安心だと思います。

ただし、そもそもキーパーでコーティングすべきかも迷っているようであれば、こちらをご参照ください。

おすすめメニューは、「クリスタルキーパー」

私がキーパーのコーティングの中で1つ選ぶとすると、クリスタルキーパーです。理由としては3つあります。

  • ダイヤモンドキーパーと同じ液剤を使用している
  • 質の割に値段が安い
  • 自分でも施工できる(丁寧にやれば、お店と同等レベルのダイヤモンドキーパーができお得!)

ダイヤモンドキーパーは、クリスタルキーパーと同じ液剤を使用しているので、クリスタルキーパーの3倍も払ってまでやるメニューではないと思います。実際、液剤は一般の方向けにも販売されており施工方法もWeb上でアップされているので、クリスタルキーパーの液剤を購入しDIYで施工することに慣れると、実はお家でお安くダイヤモンドキーパーも施工できてしまいます。

そのため、キーパーの中だとおすすめできるのは、「クリスタルキーパー」になります。

クリスタルキーパーについて詳しく書いた記事はこちらです。

まとめ

エネオスではコーティングをすべきではない理由を私なりにまとめて解説してきました。

コーティングは膜自体目に見えず、効果は時間が経ってみないとわからないものです。そして普段馴染みのあるサービスでもありません。なので、色々と信頼できるご友人、ご家族に相談されたり、インターネットで1つだけなく様々な情報を収集してみたり、時間をかけて検討頂いたほうが、満足のいくコーティングにつながると思います。

ぜひ施工後ではなく、施工前から「ここだったら納得できそう!」と思える場所で施工されてください。

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