・車のガラスコーティング剤って、本当いろんな種類あるけど、どれが良いの?最強なの?
・どんなガラスコーティングを選べば、間違いないんだろうか。よくわからない。
コーティング剤、本当に迷いますよね。
毎月のように新製品がでて、各社魅力的なマーケティングメッセージを謡い、本当か?と思いつつも期待して試してみたら、実はそうでもなかった、、
反対に、「まあ安いしとりあえず買ってみるか!」と思って買ってみたら、実はよかった!ってこともあるでしょう。
最強なコーティング剤を簡単には判断できませんが、後悔しないコーティングは選び方を間違えなければどなたでも可能です!
そこで、本記事では、コーティング剤を使ったことがある方426名の方を対象にしたアンケート結果をもとに最強のコーティング剤をランキング形式で紹介します。また、コーティングを選ぶ際の注意点も説明します。
車好き426名にアンケート!あなたにとって最強の車用ガラスコーティング剤は?
他の「コーティング剤 おすすめ」系の記事を見て、よく疑問に思うことがあります。
・誰がおすすめしているんだろう。その人は何でおすすめしているんだろう。本当に比較してる?
・監修者っているけど、ガラスコーティングに造詣深い方なんだろうか。
みなさんも思いませんか。
なので本記事では、誰か一人がおすすめするのではなく、コーティング剤を使ったことのある426名に実際にアンケートをとって、投票数の多い順にランキング形式で、「最強のコーティング剤」を決めようと思います。納得感ある形になっていると思います。
調査手法
■調査手法 インターネット調査(Surveroidを利用) https://surveroid.jp/
■調査日 2022年11月3日
■調査対象・内容:全国28歳〜59歳の男性2,406名に、車所有有無、車のコーティング経験有無などスクリーニング調査を実施。「車が好きな人」で、「車のコーティングを自分でやったことがある人」426名に、「今まで使ったことのあるボディ塗装用コーティング液剤の中で一番良かったものはどれですか?」をアンケート。
まあまあ好きではなく、車が本当に好きな人にのみ聞いているので、まず間違いない製品をヒアリングできていると思います。
それでは結果をみていきましょう!!
順位 | コーティング剤 | 投票数 |
---|---|---|
第1位 | シュアラスター ゼロフィニッシュ | 50票 |
第2位 | ガラコート | 49票 |
第3位 | ガラス系撥水コーティング剤 CP200 | 36票 |
第4位 | アクアシャインクリア | 34票 |
第5位 | ワコーズ バリアスコート | 33票 |
第6位 | SOFT99 レインドロップ | 25票 |
第7位 | シュアラスター ゼロウォーター | 23票 |
第8位 | CCウォーターゴールド | 23票 |
第9位 | ウルトラハードWコーティング | 15票 |
第10位 | loox レインコート | 13票 |
第1位:シュアラスター ゼロフィニッシュ (投票数426人中50人)
どうどうの第1位は、シュアラスター ゼロフィニッシュでした。投票数は50票(426人中)。
なぜ1位かは、耐久性は劣るものの、施工のしやすさ(ムラにならない)、そしてボディ塗装のみならず樹脂などあらゆる部分に使えること、そして、車好きなら皆さんご存知の「みんカラ」において、カーケアコート剤部門で2019,2021年 1位受賞したことで信頼できること、が大きな要因と言えるでしょう。値段もお手頃なので、初心者の方でも満足のいく製品と言えると思います。
第2位:ガラコート (投票数426人中49人)
2位は、なんと1位と1票差。累計販売実績が15,000本を超えたことは、何よりの信頼の証でしょう。
施工性、スリック性、光沢性、防汚性、耐久性すべてにおいてバランスのとれている製品であることが評価されています。
第3位:ガラス系撥水コーティング剤 CP200 (投票数426人中36人)
第3位は、「DIYカーケアPallitto」さんの「CP200」でした。コーティングを実際に施工されている方が作った商品ということであるため、施工性もよく、初心者の方でも簡単にプロ仕上げに近づける製品になっています。Youtubeでも様々な検証もやっているのでご覧になってみてはいかがですか?
第4位:アクアシャインクリア(投票数426人中34人)
第5位:ワコーズ バリアスコート(投票数426人中33人)
第6位:SOFT99 レインドロップ(投票数426人中25人)
第7位:シュアラスター ゼロウォーター(投票数426人中23人)
第7位:CCウォーターゴールド(投票数426人中23人)
第9位:ウルトラハードWコーティング(投票数426人15人)
第10位:LOOX レインコート(投票数426人中13人)
絶対に失敗しないおすすめ車コーティング剤の選び方
ランキング形式でみてきましたが、ランクインされているコーティングを選べばまず間違いないでしょう。
ただし、もっと自分自身が納得の行く探し方をしたい方や、今後出てくる新製品の良し悪しを判断する方法を知りたいという方もいると思います。そういった方向けに、よりディープに選別する方法をこの章では解説していきます。
1.車コーティング剤の種類、水弾きの特徴で選ぶ
まずは、基本編で、コーティング剤の種類や、特徴で選ぶ際の注意点について説明していきます。
ガラスでもセラミックでもグラフェンなど、種類で判断は難しい
コーティング剤には、いろんな種類があります。ガラスコーティング、ガラス系コーティング、セラミックコーティング。最近では、発展途上段階にあるグラフェン、カーボンナノチューブといった種類も出てきています。
「セラミックよりもグラフェンの方が性能上らしい」など言われますが、そんなことありません。
昔、ワックスの進化版としてポリマーコーティングが出てきた際に、一部メーカーのポリマーコーティングの性能が悪かったために、とある時期から名称が「ガラスコーティング」になったという背景がありました。
あたかも進化っぽく見えますがポリマーコーティングもガラスコーティングもSiO2(二酸化ケイ素)を使用しており、親しい間柄にもかかわらずです。また、海外ではガラスコーティングという名称はなく、日本でいうガラスコーティング=セラミックコーティングという扱いになっています。
なので、メーカーが謳う区分け、種類だけで、コーティングの良し悪しを判断すべきではないと思います。むしろ、安易にセラミック < グラフェンだったり、グラフェン < カーボンナノチューブとPRするところは、注意が必要でしょう。
水弾きのタイプは、親水はやめておこう
よく、「青空駐車の方は、撥水系のコーティングだとシミがつきやすいから、親水がおすすめ!」という謳い文句を聞いたことはありませんか?
これは実のところ、信じがたいです。
確かに、コーティング施工時点では、親水状態で、水が引いていきウォータースポットができづらいという理屈は理にかなっていると思います。
しかし、問題は、親水状態を維持することが現時点は難しいということです。どうしても油脂系の汚れなどで、親水ではなくところどころ撥水のようになってしまい、結局シミができてしまうことになってしまいます。それよりは、水が塗装の上に滞留しにくい強撥水タイプの方が現状はよいといえるでしょう。今後完全親水を維持できるものがでてくればそうではないですが、、、なかなか現状の化学だと難しいんだと思います。
2.プロ用のコーティング剤もあるメーカーで、認定施工店数が多い
コーティング剤の中には、一般消費者向けだけでなく、認定された施工店だけが使うことの出来るコーティング剤を取り扱っているメーカーもあります。
ここで失敗のない選び方としては、認定施工店数が多いコーティングメーカーが取扱う、一般消費者用の製品を購入するということです。もちろん、海外メーカーの中には、まだ日本進出してから日が浅く認定施工店数が少なかったりと、一概に評価軸としては使えないですが、それでもプロも愛用するコーティング剤を取り扱っているメーカーだから信用に値するというのもご理解いただけるのではないでしょうか。
専門店の人は、お客さんにサービスを提供してそのサービスに責任を持つという意味で、生半可なコーティング剤は扱えないと思います。なので一つのベンチマークとしては利用できると思います。
3.比較検証の動画がYoutube上に多くあり、結果が良さそう
ポイントはPRとつく動画でないことです。PRですと、広告費が支払われて作る動画なので良いところがメインで流れる動画に決まっています。芸能人に多いですね。
一方で自発的に投稿されている動画ならどうでしょう?おそらく良い部分も悪い部分もしっかりわかるため、参考になるはずです。投稿者が投稿しようと思った意図は、「人気がある製品だからこそ、自分しかおそらく知らないことを見ている方に紹介したい」ということでしょうから、一方的な広告動画ということではなく、含蓄のある動画に仕上がっているはずです。
そんな動画がいくつもあるメーカーの製品なら、信用できると思います。
4.Web上の口コミや、アンケートではないプロが選ぶ!などの「おすすめ 人気ランキング」は参考にしない
これは一番最初にお伝えしたことと重複するかもしれませんが、もう少し具体的に紹介していきます。
Web上の口コミは参考にならない
amazonやメーカーサイトの口コミは参考にならないと思います。
なぜなら、「口コミをしてくれたら○○プレゼント!」など、お金やモノを引き合いに、口コミを書いてもらうようにお願いしているメーカーが一部あるからです。しかも日本人は、極端に悪い口コミを書かない国民性があるために、良い傾向に口コミを記載しがちです。そういったことをマーケティングに活かそうとするメーカーがあるため、悪いことではもちろんありませんが、なかなかメーカー製品の良し悪しを判断する指標にはならないと思います。
“おすすめ 人気ランキング”は注意が必要
コーティングに関わる人がおすすめするコーティングならわかるのですが、コーティングの造詣に浅い方が監修されてたり、誰がおすすめするか明記がないのに、「コーティング剤おすすめランキング」とかは注意が必要です。たまに編集部おすすめとかあります。一体なんのために、そんな記事を作っているんでしょうか。。
理由はシンプルでアフィリエイトと、広告メディアを作るためです。
1.アフィリエイトは注意
アフィリエイトとは、特定のサイト内に製品ページのURLを貼り、そのURLをクリックし製品を購入してくれたら、メーカーからそのサイトオーナーにお金が払われるシステムです。
ランキングの理屈がわからないけどよくランクインしている製品は注意が必要です。
もちろん一概にすべてがアフィリエイト目的ではないと思いますが、①どんな理屈でランキングになっているか②監修者がランキングを決めているならどんな人なのかはよく知った上で参考にされたほうがよいでしょう。
2.広告メディアを作るため
これは、よく見てもらう記事を作れば、広告主からPR案件をとりやすくなるから、ランキング記事を作っているというわけです。つまり、よく見られる記事になれば、広告主からお金を払うので、サイト内にうちの製品を露出させてください、という案件を取りやすくなるわけです。
これは、ランキングの順序に影響なければ悪くはないと思います。仮に影響あって、金額順にランクインされているとかであれば最悪ですが(これは流石に無いと思います。PRとランキングは別です。)
まとめ
最強の車コーティング剤を決めるランキング結果とは別に、つらつらと車のコーティング選びの注意点について説明してきました。
・ガラスかセラミックかグラフェンか、で判断しない
・水弾きは親水は選ばない
・プロが使うコーティング剤も取り扱っているメーカーで、認定施工店が多いところは信用できる
・広告ではない検証動画がたくさんYoutubeにあがっている
・Web上の口コミは参考にならない
・おすすめ系、ランキング系の記事は、ランキングのソースを重視し、監修者がいる場合どんな背景のある人かを気にすべき
以上をふまえていただければ、後悔のないコーティング選びはできるかと思います。
ただし、コーティングに求める価値観は人それぞれだと思います。耐久性を気にされる方、光沢を重視する方、傷が埋まる度合いを重視される方など、コーティングの機能は様々で、液剤による違いも多分にあります。
現状すべてが正確かつ公になっているわけではないので、失敗しにくい選び方をベースにして、いくつかご自身で試してみて、ベストを選んでいく購入の仕方が最終的には必要でしょう。自身にとっての運命のコーティングにあえるといいですね。
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