白い車に艶を出す、おすすめのコーティングは?

白い車に艶を出す、おすすめのコーティングは?

・白い車って光沢や艶を他のボディカラーに比べて感じづらいけど、より艶を引き出すコーティングってあるのかな?

・白い車の白さを効率よく保つために、おすすめのコーティングって何かあるんだろうか?

圧倒的人気のボディカラーとしてラインナップされている「白」

なんとなく汚れや傷は目立ちにくいから、キレイを保ちやすいとお考えの方が多いのではないでしょうか?

また、キレイを保つためだけでなく、白の艶光沢をもっと引き出すためにコーティングを検討している方もいらっしゃると思います。

そこで、本記事では、白いボディカラーだからこそ気をつけないといけない管理上のポイントや、どんなコーティングがおすすめかについて解説していきます。

目次

白いボディカラーの特徴

ではまず、白いボディカラーの特徴について説明していきます。

白いボディカラーのメリット

シミや傷が目立ちにくい

まず、白い車は、シミや傷が目立ちにくいです。なぜならシミは白色系であるため、ボディカラーと同色で同化して見えづらくなります。また、傷に関しても、同じ理由で目立ちにくいです。

詳しく説明すると、傷が目立つ理由は傷があることで、光の反射が通常の塗装面の光の反射とは変わることで、違和感が傷に気づきます。しかしそれは、光の色とボディの色が捕色(反対色でコントラストとなり目立つ色)の場合であれば目立つのですが、同系色の場合、光がボディと同化してみえにくく傷に気づかないという理屈になります。

リセールバリューが期待できる

クルマの色による査定額への期待度の違い

また、白はどんな年代、性別問わず需要のある色であることから、リセールバリューの高さが期待できます。

熱吸収しにくい色なので、室内が熱くなりにくい

白は、黒とは異なり熱を吸収しにくい色であるため、ボディ塗装の温度上昇が急激にしにくく、車内を快適にすごしやすくなります。

白いボディカラーのデメリット

鉄粉や泥汚れなど、色のついた汚れが目立ちやすい

白いボディに鉄粉は目立つ

逆に茶色や黒っぽい汚れは白なので目立ちやすくなります。鉄粉なども注意です。ブレーキパッドが削れることででる鉄粉や、工場のばい煙に含まれる鉄粉など。また、豪雪地帯ですと、消雪パイプで使われる地下水に含まれる鉄粉や除雪車のブレードから発生する鉄粉など、リスクが増えます。適切に管理しないとボディの所々に鉄粉が見られたり、黄ばんでくる可能性もゼロでは有りません。

光沢艶が濃色車に比べると弱い

シミや傷がみえにくい反面、光とボディカラーが同系色で膨張し、光沢や艶が感じにくいというのも白色のデメリットでしょう。

白い車に艶をだすおすすめのコーティングは

では、白い車におすすめのコーティングはあるんでしょうか?

好みに合わせて説明していきたいと思います。

究極に艶メインの場合、磨いてゆず肌を多少落とすことが必要

ゆず肌感のあるクルマの塗装

もし、あなたが究極に艶や光沢を新車の白色の車に追い求めるなら、DIYではなく専門店で施工されたほうがよいと思います。先程も申し上げたとおり、白という色の生来もったデメリットはありつつも、塗装による曇りやボソボソとしたゆずっぽい肌感を多少取り除くことで、コーティングしたときの輝きは多少なり変わってくると思います。ゆず肌感をしっかりとって、鏡面にする手法もなくはないですが、塗装をその分削ってしまうため現代の愛車を長く乗るという感覚には削ぐわず、専門店もおすすめしないと思います。ひとによってはゆず肌を好む方もいます。

なかなかDIYでは、肌調整は難しいと思われるので、専門店がよいと思います。

耐久性よりも艶メインの場合、ワックスがよい

また、愛車をイジるのが大好きで、週に一度は触るという方は、艶を気にされる場合、ワックスがおすすめです。

耐久性はコーティングに比べると短く、施工にも癖があり維持管理が大変ですが、その分コーティングでは表せないほどの、塗れたような艶感を表現できると思います。

ワックスとコーティングどちらがよいか、併用できるのかなど悩まれている方はぜひこちらを御覧ください。

どちらかという新車のキレイさ、艶を効率よく維持したい方におすすめのコーティング

では、最後に光沢艶は現状のままでよい、このきれいな白さを効率よく保つためにはどんなコーティングがよいだろうかと考えている方もいると思います。

こちらに関しては、ぶっちゃけると、白だからこれがおすすめ!というコーティングはございません。

色問わず、自分の価値観(金額/質/耐久性など)に適うコーティングが一番良いです。

DIYでコーティングを施工することを検討している方向けに、最強のコーティング剤はどれか?について426名にとったアンケート結果があります。また、プロが使うコーティングを紹介しているページもあるので、よかったら御覧ください。

白い車をキレイに保つためにできること

最後に、コーティング後のメンテナンス方法について解説していきます。

少なくとも2週間に1回は洗車

コーティングは塗ったら汚れない、というわけではありません。汚れがつきにくく、取れやすくなるのが正しいです。保管環境、その時の天候、使用頻度などに応じて汚れる度合いも変わるので一概に洗車すべき頻度をきめることはできません。

一般的には少なくとも2週間に1回くらいがおすすめです。汚れてきたら洗車をするという感覚で判断されるとよいでしょう。

洗車時にクイックディティーラーを使用

GYEON QuickDetailer(クイックディテーラー) 400ml

また、洗車の際に、ちょっとした汚れをとったり簡単かつ手軽にスプレーしてコーティングできる、クイックディティーラーも併用するとよいでしょう。おそらく購入されるコーティング剤メーカーの製品ラインナップの中には、クイックディティーラーもあると思います。白はムラが見えにくく、クイックディティーラーもムラになりにくいものなので、洗車ごとに使用すればすごく簡単にキレイを維持することできます。

状況に応じて、鉄粉除去を行う

幹線道路沿いに住んでいるなど鉄粉の付きやすい環境で白い車を所持されている方は、定期的に鉄粉除去を行ったほうが良いでしょう。その場合、酸性の鉄粉除去剤を使うと、コーティング剤も剥離されることもあるので、注意が必要です。

定期的に鉄粉除去を行う予定が決まっている方は、酸性ケミカルに強いコーティング剤の使用をおすすめします。もしくは剥がれてもすぐ簡単かつ効果的な施工ができるコーティング剤の使用がよいでしょう。

まとめ

ここまで白いボディカラーの特徴や、タイプ別に白い車にはどんなコーティングがおすすめかを解説してきました。

車の美観に求める価値観は人それぞれで、その価値観に応じてコーティングをやるべきか、やるならDIYなのかお店なのか、どんなコーティングがよいのか変わってくると思います。1つのみならず様々な情報リソースにあたり、自分の価値観を把握いただき、コーティングのことをもっと知っていただければ必ず満足されると思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次